ラスベガスの気候と時差

ラスベガスの気候

ラスベガスの気候ですが、ラスベガスは内陸の砂漠気候のため夏は暑く、日中は40度を越える日も。でも湿度は10%以下で非常に乾燥しているため、日本の夏のような不快感はあまり感じません。

その一方で、ラスベガスでの冬は冷え込みが極端に強く、氷点下になる日も多いです。 ラスベガス旅行のベストシーズンは年間を通してOKともいえますが、7~8月の猛暑は相応の覚悟が必要かと思います。

また服装においては下記の表でも分かるように4月~10月頃までは気温も高いため夏服で大丈夫ですが、ラスベガスは昼夜の寒暖の差が激しいため、羽織るものは必携です。

 ラスベガスの気温

ラスベガスは昼間でも10℃前後の気温になる時期も多いのでコートや上着などの冬支度が必要です。昼間であれば薄手のジャンパーやジャケットがあればOKです。4月ともなれば日中真夏のような日もあるため薄着になりがちであるが夜間の冷え込みには注意が必要です。ラスベガスは6月になるとすっかり夏という感じで、昼間はかなり暑いが同様、昼夜の寒暖差は激しいので、羽織るもので調節を。

日本との時差

ラスベガスと日本の時差は日付変更線を跨ぐため日本が17時間先行しています。感覚的には日本の時刻から5時間マイナスして、昼夜を逆にしたのがラスベガスの時刻となります。しかし、アメリカではサマータイムの採用しているため4月~10月の間は16時間の時差となります。

ラスベガスの月別気温 単位:(℃)
気温 最高気温 最低気温
1月 14 1
17 4
3月 20 7
4月 25 10
5月 31 16
6月 38 21
7月 41 25
8月 40 23
9月 35 19
10月 28 12
11月 20 5
12月 14 1

ラスベガス入国と出国

ラスベガスの空の玄関口となるのはマッカラン国際空港。成田からのラスベガスへの直行便は日本航空(JL)が日・火・金の週/3便を就航していましたが、‘06年9月に終了しました。

現在はチャーター便以外のラスベガスへの直行便はありませんのでロサンゼルスかサンフランシスコなどを経由するのが一般的です。

ラスベガスへは成田空港と羽田空港どっちがいい?

入国審査

(出入国カード) 入国審査は直行便の場合はラスベガスのマッカラン国際空港で、経由便の場合は最初の到着地にて行われます。滞在する期間が90日以内の観光目的や、商用目的の場合ビザが免除されるので、パスポートとアメリカ出入国カード、税関申告書と復路もしくは次国までの航空券を持ってイミグレーション・カウンターへと並びます。右の出入国カードは予め機内で配られますので、着陸前までに余裕をもって記入しておきましょう。

出入国カード

アメリカ入国時の免税枠

■紙巻きたばこ
200本まで(葉巻の場合は50本)
■ アルコール類
1リットル以内
■現金 米ドルで$1万以内の現金

出国について

チェックインと出国審査

各航空会社のカウンターへ行き、パスポートと入国時に受け取った出入国カードの半券と航空券を提示し、荷物を預けます。ここで出国カードは回収され、パスポートと荷物のクレームタグ、そして航空券を受け取り2階へと進みます。この際に受け取る航空券は、ラスベガスから経由地(ロサンゼルス・サンフランシスコ・サンノゼなど)までの物と、経由地から日本までの物2枚を受け取るのでくれぐれも紛失にはご注意を。

セキュリティチェック

2階のセキュリティチェックへ行ったら手荷物を検査機に通し、搭乗者は検査用ゲートをくぐります。X線に反応するベルトのバックルや腕時計、鍵などは予め用意されているトレーに入れて別に通します。

搭乗口フロアへ

航空機の場合、搭乗時刻などが予告なしに変更される事がありますのでモニターなどで確認する事を お忘れなく。あとは搭乗時間を待つのみ。

荷物受取と税関申告

入国審査が終わったらBaggage Claimというサインに従って荷物受取所へ進みます。自分のフライト番号が表示されているターンテーブル(Carousel)にて荷物をピックアップ。荷物を無事に受け取ったらCustomsと表示されている税関へ進み、パスポートと税関申告書をみせて荷物の審査を受けます。荷物を開けられる事は稀ですが、要請があった場合は指示に従わざるをえません。

ラスベガス旅行で重要なこと

ラスベガス旅行で重要なのは、何と言ってもやはり宿泊するホテルです。

貧乏旅行のため、いろんなところで節約をするのは仕方ないにしても、どのホテルに滞在するかでラスベガスが快適な旅になるかどうかが大きく左右されるといっても過言ではありませんから、ラスベガス旅行においては、ホテルだけはあまりケチらない方がいいでしょう。これ重要です。

私が初めてラスベガスで泊まったホテルがミラージュ・ホテル。
1996年に、仕事の出張で初めてラスベガスを訪れた際に宿泊しました。

今でこそラスベガスにはベラージオやウィン・ラスベガスなどゴージャスなホテルは沢山ありますが、1996年当時のラスベガスはベラージオやウィンは未だなく、当時テーマホテルの代表格であったミラージュ・ホテルに滞在しましたが、やはりホテルが快適だったのでラスベガスの旅もとても好印象であった記憶があります。

なので初めてラスベガスを訪れる人はまず、滞在するホテル選びをどうするかが重要な鍵となるでしょうね。

ミラージュは、 1989年にスティーヴ・ウィンが手掛けた、ラスベガスのテーマホテルの草分け的な存在で、特徴となる火山の無料アトラクションが有名です。

南国ポリネシアをモチーフにしたこのホテルは当時オーナーだった スティーヴ・ウィン 氏が社運を賭けて建設したホテルです。

建設に至ってはそれまでのホテル業界の常識を覆す程の超高額な投資をしました。まさにラスベガスを代表するホテルとして永く親しまれてきました。

しかし、90年代後半になると、ミラージュよりも格上とされるベラージオ、ベネチアン、ウィンラスベガスなどが建設され、以降、それほど突出したホテルではなくなってきている感もあり、事実、現在はこのミラージュの火山ショーよりも、ベラージオの噴水ショーの方が集客性が高いのです。

ちなみに、その火山ショーは日没後、定期的に( 以前は15分毎だったが今は1時間おきの場合が多い)ごう音とともに炎を吹き上げるという火山噴火ショーで、一世風靡した有名なアトラクションなので、ラスベガスへ行ったら必ず見ておきたい無料アトラクションのひとつであることには違いありません。

またミラージュのもうひとつのシンボルであったホワイトタイガーのショー 「SIEGFRIED & ROY」 は、2003年 10月、開演中にトラが主役のマジシャンを襲うというショッキングな事故により今ではショーが打ち切りとなってしまっています。

PS:

ミラージュは、当時はまだベラージオもウィンもベネチアンもなく、街並みの雰囲気は今より若干淋しかったですが、高層階からみたラスベガスの夜景に物凄いカルチャーショックを受けた事を覚えています。

ミラージュは、とにかくトイレの清掃が行き届いており、何といってもあの南国ムードたっぷりの趣きにリゾート感があります。

ミラージュはラスベガスのホテルの中では、外観や大きさ的にモンテカルロあたりと被るのでしょうが、実際モンテカルロに泊まった経験から言えば、ミラージュは質感や高級感が全然違うという感じがしました。

ラスベガスの位置と概要

ラスベガスはアメリカ合衆国西部のネバダ州南部に位置する同州最大の都市。気候は砂漠気候で 東海岸ニュージャージー州のアトランティックシティと並んで、カジノなどのギャンブルで知られています。ネバダ州は法人税、個人所得税等がなく、他の税金の税率が非常に低い為、大企業等もこの地に進出を果たしています。

人口増加は著しい発展を遂げ、2009年の推計人口で567,641人、2009年のラスベガス・パラダイス都市圏の人口は2000年度の国勢調査時と比較して、約40%増の1,902,834人となっており、ラスベガスは全米で30番目に大きな都市圏にまで発展を遂げている。

そしてラスベガスといえば、誰もが真っ先に連想するのがカジノ。大規模なホテルのほとんどにこのカジノが併設されており、24時間営業を行ってる。それにより24時間営業のレストラン等も、ほぼ全てのホテルに存在するため、ラスベガスが「眠らない街」と呼ばれる所以であるようです。

ラスベガスのホテルなどで主に行われるギャンブルは、テーブルゲームではブラックジャック、クラップスルーレット、バカラ、ポーカーなどで、マシンゲームではスロットマシン、ビデオポーカー、ビデオキノなどが一般的。

日本からラスベガスへの入り方

ラスベガスへの直行便は日本航空(JL)が2006年秋までノンストップ便を就航していましたが、それが廃止になってしまったため、日本からの直行便は残念ながら存在せず、ロサンゼルスやサンフランシスコなどを経由してラスベガスに入るのが一般的なアクセス方法となっています。

なお、大韓航空がソウル仁川空港からラスベガスへの直行便飛を就航しているため、韓国のソウル経由でラスベガスに入るという方法もあり、特に地方都市からの出発の場合は、成田や関空を経由するよりも利便性が高いかも知れません。

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