アメリカ国内からのラスベガスへの入り方

アメリカ国内の各主要都市からラスベガスへは飛行機のほか、レンタカーや長距離バスを利用する方法もあります。ロサンゼルスやサンフランシスコ、ソレトレイクシティなどが起点となっています。

ラスベガスへの主な航空路線図( )はおおよその所要時間

飛行機

ラスベガスへはアメリカン航空、デルタ航空、ノースウエスト航空などの多くの航空会社が就航を行っています。特にラスベガスへの路線が充実しているのはアメリカウエスト航空、サウスウエスト航空で、直行便の運航はロサンゼルスとサンフランシスコ、東側ではソルトレイクシティやフェニックスなどからラスベガスへ就航しています。

長距離バス(グレイハウンドバス)

アメリカ主要都市を結ぶ長距離バス(グレイハウンドバス)は利便性が高く便数も充実しています。航空機での直行便がない都市からでもほとんどラスベガスへ入る事ができます。

グレイハウンドバスのチケットはバスターミナルのカウンターへ行けばどの街からでも買う事ができます。但し、混雑が予想される年末年始などは予約をしたほうが無難です。グレイハウンドバスはラスベガスのダウンタウンにあるバスディーポという場所に全て到着しますのでそこからストリップまではCATバスやタクシーを利用する事になります。

(グレイハウンドバス)料金表

出発地

片道の料金

(単位:ドル)

便数/日
サンフランシスコ   (所要時間14~17時間) 72 4~8便
ロサンゼルス     (所要時間5~8時間) 43 16便
ソルトレイクシティ  (所要時間8時間) 55.50 2便
フェニックス     (所要時間7~9時間) 46.50 4便

マイカーorレンタカー

自動車でラスベガスへ入る場合、大都市からではロサンゼルスが一番近い。地図上ではそれほど変わらなく見えるサンフランシスコの場合はラスベガスへは一泊を覚悟で。

ロサンゼルスから

10号線を東に向い、15号線の分岐点北上する。ラスベガスへは約480kmの距離。

サンフランシスコから

4号線を東へ向かい、99号線の分岐点で南へ。ベーカーズフィールドで58号線を東方面に向かう。バストゥで15号線に乗り北へ。ラスベガスへは約960kmの距離。

ラスベガスでのレンタカー

ラスベガスはストリップだけの移動であれば公共の交通機関が便利ですが、ラスベガス滞在を自分流に楽しむならレンタカーを借りてみてはいかがでしょうか。

ストリップエリアの滞在だけであれば公共交通機関で充分かも知れませんが、ラスベガス近隣の国立公園や郊外スポットなどを効率よくまわるのであれば、ラスベガスでレンタカーを借りる事は非常に効率がいい手段といえます。

本頁ではラスベガスでのレンタカーの借り方やシステムについてまとめてみました。なお、ラスベガスの各主要ホテルにはレンタカー会社のカウンターがありますが、出発前に日本で予約する事もできます。

ラスベガスでのレンタカーの借り方

■日本で予約する場合

レンタカー予約はラスベガス現地で借りるより割引クーポンや保険料込のプランもあるので日本で予約すると便利。レンタカー会社の予約窓口に連絡し、借りる日時、ピックアップの場所と時間、さらに希望する車種などを伝える。後はバウチャーが送られてくるのを待つ。

■ラスベガス現地で借りる場合

ラスベガスのホテルや空港などにあるレンタカー会社の予約カウンターにて予約ができます。料金はシーズンや会社により異なります。また基本的にラスベガス現地での予約は保険料を含んでいないものが多いので日本での予約よりもやや割高になる事が多いかも。なお、ラスベガス現地での支払いはクレジットカードが一般的です。

ラスベガス現地で借りる場合の手順

■希望する車種やラスベガス滞在日数を伝え、日本の免許証・国際運転免許証・免許証と同一名義のクレジットカード・パスポートを提示します。

■返却時のガソリン満タン返しの有無、走行距離制限の有無などをよく確認して契約書にサイン。なお、保険加入はくれぐれもお忘れなく。

■係員が車をピックアップしてくれるので前もって車体のキズや操作方法などを確認して出発する。

ラスベガスでのガソリンの入れ方

ラスベガス(アメリカ)でのガソリンスタンド(Gas Station)はセルフ式が一般的。ほとんどのスタンドにコンビニのようなショップが併設しておりそこで料金を支払う事が多い。

■車の停止

レンタカーの給油口の位置に合わせ車を停める。

■支払い

(キャッシュの場合)
先に料金を支払う場合はショップのレジにて給油する量の料金を支払う。「Pump○(ポンプ番号)Unleaded(種類)料金を告げて支払を済ませればOK。料金は日本よりかなり安く、大型車でも$30~$40で満タンに。

(クレジットカードの場合)
カード差し込み口にクレジットカードを挿入し、「REMOVE YOUR CARD」というサインが出たらカードを引き抜く。

■給油

料金とメーターが0である事を確認しノズルを給油口に差し込みグリップを握る。グリップは握っていれば満タン時に自動で止まる。量を見ながらの給油の場合はグリップの握り加減で調節する。

■ガソリンの種類

給油ノズルが1つしかない場合はガソリンの種類を選択することになります。(ボタンで)
レンタカーの場合はUn-leaded(無鉛)でOK。有鉛(leaded)は使用しないように。時に、有鉛が「Regular」と表示されている場合もある。アメリカでの量単位はガロン。(1ガロンは約3.8ℓ)無鉛ガソリンの場合で1ガロン約$1.80~$2

ラスベガスでの運転上の注意点

■左ハンドル右側通行

ラスベガスでは、まず、日本と違うのがハンドルの位置。アメリカではご承知のとおり左ハンドルの右側通行。特に右折や左折時、パーキングから出る時などは細心の注意を。

■マイル表示

速度と距離の表示はマイル(Mile)で表示される。1マイルは約1.6kmとなります。ラスベガスでの制限速度は基本的に65マイル(約104km)ですが郊外やラスベガス市街地では格差があるため表示サインに注意。

■信号

ラスベガスでは、たとえ前方が赤信号でも一時停止をして左右から歩行者や車が来なければ右折が可能。ただし右折禁止の場合は表示が出ていますので注意しましょう。

■「4WAY」標識

信号のない交差点などで一時停止を意味する「STOP」とともに「4WAY」の標識があった場合にはその交差点の停止線に先についた車両から順に発進するというルールがある。いつまでも停車していると即クラクションを鳴らされるので注意。

■スクールバスについて

映画等でおなじみの黄色いボディーカラーのスクールバス。このスクールバスの停車中は追い越しは厳禁となっています。

■駐車違反について

ラスベガス(アメリカ)での駐車違反は日本よりはるかに厳しいので必ず駐車場やパーキングメーターの利用を心がけましょう。

レンタカーの返却

ラスベガスでレンタカーを借りた場合、返却場所は借りた営業所が基本になりますが他の営業所での「乗り捨て」も可能です。この場合は追加料金が必要となります。ガソリンも満タン返しのところもあれば追加精算を現金にておこなえるところもあり様々です。営業時間を過ぎてしまって閉店後に返却する場合は決められた駐車場に駐車し、キーを返却ボックスの中に。

トラブルについて

■ラスベガスで事故に遭ってしまったら

ラスベガスでの交通事故は事故の大小に拘らず警察911へ。(救急車も同番号)
警察が到着したらその指示に従う。レンタカー会社へも連絡し、相手がいる場合等は相手の車種、ナンバー、免許証番号を控えておく。

■ラスベガスで違反をしてしまった場合

ラスベガスで違反切符を切られた場合、反則金の支払いは郵便局か警察で支払う事になります。反則金の納入は必ずラスベガス滞在中に済ませる事。未納のままラスベガスから帰国した場合、日本に請求書が送られ、金額も何倍にもなっている事があるので要注意です。

ラスベガスでカジノがないホテル

ラスベガスのストリップには巨大なテーマホテルが数多く点在しています。 ラスベガスのホテルの多くがカジノを併設しているのですが、ラスベガスでもカジノを併設しないホテルが実はあります。それらのホテルは“ノンゲーミングホテル”と呼ばれています。 ラスベガス本来の“エンタメ性”よりもリラクセーションを優先し、静かに過ごしたい人の場合、ノンゲーミングホテルがオススメです。  
カジノを併設しないノンゲーミングホテルにはどんなホテルがある?


マンダリン・オリエンタル
 

ラスベガス、ストリップのフォーコーナーのやや南に位置する名門ホテル。宿泊客の受付を行う23階にあるレセプションからの眺めは正に圧巻の一言。 料金:スタンダード$279~ スイート$459~ 総客室数:392室  

トランプ・インターナショナル・ホテル&タワー

アメリカ合衆国第45代大統領であり、また不動産王としても知られるドナルド・トランプがオーナーのコンドミニアム型ホテル。 ストリップの「サーカスサーカス」と「トレージャーアイランド」の間に位置しているがラスベガスの主要ホテルとしては若干通りからは西側に奥まっている。外観はゴールド色のド派手な佇まいではあるが内装は至ってシンプルな設計。ベージュを基調としたシックな部屋には全室リビングとキッチンが完備されている。 料金:スペーリア・ルーム$129~ 1ベットルーム・スイート$219~ 総客室数:1282室  

フォーシーズンズ
 

ストリップ内のホテルの中ではラスベガスでも最南端に位置し、マンダレイ・ベイと建物を共有していて、その35~39階がフォーシーズンズとなっている。エントランスやプールは専用に設けられている。 ラスベガスのホテルの多くは、チェクインカウンターが非常に混雑するが、フォーシーズンズの場合その心配はない。キメ細やかな清掃が行き届いている客室からはネバダの砂漠やラスベガスの南北を結ぶストリップの眩い景色が一望できる。 なお、客室には大理石のバスルームが装備され、ラグジュアリーブランド「エトロ」のアメニティが用意されている。 料金:スタンダード$249~ スイート$429~ 総客室数:424室  

ヴィダラ・ホテル&スパ
 

ラスベガス中心地、ストリップからやや西へ奥まった場所に高々と建つ57階建ての高層ホテル。このヴィダラ・ホテル&スパは全客室がオールスイートになっていて一番狭いタイプの客室でも54平米(畳で約110畳程)の広さを誇る。 当然ながらそこには標準装備でキッチンとリビングが完備されており、他の多くのホテルの客室にはテレビは1台が相場だが、ヴィダラ・ホテル&スパにはベットルームとリビングの双方にテレビが備わっている。 料金:スイート$224~ 総客室数:1495室   まとめ
ラスベガスといえばやはりカジノのイメージ。しかし旅の目的や心情に合わせ居住性や静寂性に特化したノーゲーミングホテルで静かに過ごすのも、ラスベガスの旅を満喫する新たな選択かもしれません。]]>

ラスベガスでのおすすめスポット

ラスベガスというと「カジノの街でしょ?」と言われるほど“カジノイメージ”が付きまとうラスベガスですが、ラスベガスの魅力や醍醐味はカジノだけではありません。

ネバダの砂漠に、世界各地のリゾートどころを街全体で作っちゃったところがラスベガスの凄いところで、ギャンブルをしなくても、ファミリー連れで楽しめる巨大なエンターテイメントシティです。本章ではラスベガスへ行ったら必ずやるべき6つのおすすめスポットを解説しておきたいと思います。

①ストリップをブラブラして世界各国のリゾート気分を味わう

この項のトップに記すほどラスベガスでの一番の味わいどころともいえます。

アメリカのみならず、イタリア、エジプト、フランス、南国ポリネシア、古代ローマ、アジア等、世界各国の名所がテーマホテルとして点在するストリップを散策してみましょう。

②カジノを楽しむ

好む好まざるは別としてラスベガスに行ったからには一度は行くことをお勧めしたいのがカジノ。ラスベガスではほとんどのホテルがカジノを併設しており、カジノへ宿泊客の足が向くように客室への導線もかなり工夫がされています。

カジノフロアへ一歩足を踏み入れれば一攫千金を夢見る人々の熱気を感じつつ5¢の賭け金から気軽に遊べます。

③バフェを体験する

好きな料理を好きなだけ食べられるのがバフェの魅力

世界中から旅行者が訪れるラスベガスでは食のエンターテイメントも華やかです。ラスベガスの名物のひとつ「バフェ」は本格的な料理を次々と登場させ、テーマホテルのレストランは一段と充実しています。

④デラックスなテーマホテルに泊まる

ラスベガスが快適な旅になるかどうかは、宿泊するホテルで大きく左右されると言っても過言ではないでしょう。ラスベガス旅行でのキーポイントはやはり宿泊するホテルですね。

ラスベガスでは殆どのホテルがカジノを併設しているため、そのカジノでの収益で経営が成り立っていることからラグジュアリーなデラックスホテルでも宿泊料金が非常に安いのです。

⑤ダウンタウンに行ってみる

ラスベガスでの集客の多くは今ではストリップ周辺が多いかと思いますが、そのリゾート的な趣とは違い、レトロな雰囲気が味わえるのがラスベガスのダウンタウンです。

観光の目玉となるのは音と光がアーケードに流れるフリーモント・ストリート・エクスペリエンスが有名。そこにはラスベガスの昔ながらの比較的小規模なカジノを併設したホテルが軒を連ねストリッブのリゾート的な趣とは対照的にレトロな雰囲気が味わえるラスベガスの原点を感じるエリアです。

⑥大自然を堪能する

アメリカは大自然の宝庫。ラスベガスから行くことのできる大自然スポットは、西は約225㎞離れたデス・バレーから東は約700㎞離れたモニュメント・バレーまでが一般的ですが、その東西のほぼ中心に位置するのがグランドキャニオン国立公園。

ラスベガスのような煌びやかな街から離れ、グランドキャニオンのような大自然を前にすると、なんて人間はちっぽけな存在なんだ と実感させられます。

ラスベガスへは成田発・羽田発どっちがいい?

2010年以降、羽田空港が24時間使用可能な国際ハブ空港となり「国際線=成田」という今までの常識が覆され、ラスベガスへもわざわざ成田まで行かずとも羽田から渡航ができるようになりました。

そうなるとラスベガスへ行くには成田と羽田、どっちがいいのかという素朴な疑問が湧いてくると思いますので、本章ではその差について記してみたいと思います。

現在日本からのラスベガスへの直行便はない

ラスベガスへの直行便は06年9月まで日本航空が週/3便を就航していましたが、現在はラスベガスへの直行便はありませんのでロサンゼルスやサンフランシスコなどの都市を経由するのが一般的です。

ラスベガスへ行くのには成田空港と羽田空港のどっちの空港を利用したらいいのかという点ですが、結論から言って正直、正確な答えはないと思いますが、基本的にあなたがどこに住んでいるのかと、出発時刻やフライトスケジュール(経由地や所要時間)で成田からにするか羽田からにするかラスベガスへの渡航を判断するのがよろしいのではないでしょうか?

たとえば、どっちの空港もかなり遠いという地方の方は、空路にて東京へ来てからということが多いと思いますので、その場合は成田空港からの便では羽田から再度成田へ移動するという煩わしさがあります。東京都内に住んでいる方も然りです。なのでそのような場合は羽田発の便でラスベガスへ行くほうが合理的かと思います。

一方、成田近郊に居住されている方や、地方から直接成田空港への便がある場合は成田からの方がいいでしょう。羽田は空港利用料が高いのと、航空券も比較的に少し高い傾向にありますから。

下記に成田と羽田それぞれの空港からラスベガスへの便の比較をまとめてみましたので参考にしていただければ幸いです。

成田発 航空会社

フライトスケジュール

格安航空券相場 総所要時間
アメリカン航空 成田発(10:50)ダラス着(8:55)⇒ラスベガス着(11:55) 54,000円~ 17時間05分
デルタ航空 成田発(16:05)⇒ポートランド着(9:25)⇒ラスベガス着(13:38) 40,500円~ 13時間33分
エア・カナダ 成田(16:50)⇒バンクーバー着(9:25)⇒ラスベガス着(13;57) 84,700円~ 13時間07分
ユナイテッド航空 成田発(17:00)⇒サンフランシスコ着(10:35)⇒ラスベガス着(13:42) 49,800円~ 12時間42分
全日空 成田発(17:05)⇒ロサンゼルス着(11:20)⇒ラスベガス着(13:56) 91,000円~ 12時間51分
日本航空 成田発(17:20)⇒サンディエゴ着(11:35)⇒ラスベガス着(16;50) 99,500円~ 15時間30分
デルタ航空 成田発(17:20)⇒ソウル着(19:55)⇒ラスベガス着(16:40) 63,000~ 15時間20分
羽田発
 
航空会社

フライトスケジュール

格安航空券相場 総所要時間
ユナイテッド航空 羽田発(10:40)⇒シカゴ着(8:30)⇒ラスベガス着(12:01) 59,800円~ 17時間21分
全日空 羽田発(15:45)⇒サンフランシスコ着(9:20)⇒ラスベガス着(13:10) 91,000円~ 13時間25分
デルタ航空 羽田発(16:20)⇒ロサンゼルス着(11:20)⇒ラスベガス着(13:56) 63,000円~ 20時間50分
アメリカン航空 羽田発(18:55)⇒名古屋着(19:55)⇒ホノルル着(11:00)⇒ラスベガス着(23:45) 54,000円~ 20時間50分
日本航空 羽田発(19:50)⇒サンフランシスコ着(13:30)⇒ラスベガス着(18:00) 102,000円~ 14時間10分
全日空 羽田発(23:30)⇒ロサンゼルス着(18:00)⇒ラスベガス着(21:22) 91,000円~ 13時間52分
全日空 羽田発(19:40)⇒北京着(22:40)⇒ラスベガス着(22:45) 91,000円~ 16時間05分
全日空 羽田発(13:05)⇒大阪着(14:30)⇒ ソウル着(18:25)⇒ラスベガス着(16:40) 91,000円~ 16時間35分

※(時刻)は現地時刻です。※出発は7月の平日出発を参考にしています。※ラスベガスまでの航空券価格は、あくまでも参考価格ですのでご了承ください。

まとめ

ラスベガスへ行く場合、成田と羽田どっちの空港からがいいのかについては各空港から就航している便のフライトスケジュール(経由地や所要時間)や航空券の価格などもひとつの判断基準になるのではないでしょうか。

成田発の場合格安航空券最安値順でいえばデルタ航空16:05発が40,500円が最安値。
所要時間順でいえば1ユナイテッド17:00発(所要時間12時間42分)が最短で

羽田発の場合格安航空券最安値順でいえばアメリカン航空18:55発が54,000円で最安値。
所要時間順でいえば全日空15:45発(所要時間13時間25分)が最短という感じです。

 アメリカン航空が欠航

以前、ラスベガスから日本に帰る際、飛行機が欠航になったことがある。アメリカン航空でラスベガスからサンノゼ経由で成田へ帰るはずがサンノゼで足止め。

サンノゼからの便の機種点検で部品調達のため飛行機が1時間遅れ。
更に30分経っても飛ぶ気配全くなし。そこで突然の欠航。

ご存知の方も多いと思いますが航空機には、MEL(Minimum Equipment List)という運航基準があって少しでも安全性に支障の恐れがあれば機長が飛べないと判断し欠航となっちゃうアレですね。

サンノゼ空港のアメリカン航空のカウンターには長蛇の列。やっとカウンターにたどり着くと「サンノゼからの便はきょうはもうありませんので明日のフライトになります・・・」と。(ヤバイ帰れない。。。)

「今ホテルの手配をしますので、バスかタクシーで行ってください。・・・」「領収書とっておいてくださいね・・」

「領収書?」そうだ海外旅行保険に入っていた。(やった延泊だ!。。。)

宿泊費もタクシー代も食事代もタダ。ホテルはラスベガスのようにラグジュアリ的ではなかったがワインとピザが無性に旨かった。

 「You guys are not here!」(お前らここじゃない!)

両親の金婚式祝いにラスベガスへやってきた。ラスベガスへ観光する人は、オプショナルツアーとしてグランドキャニオンに行くことが結構多いのですが、私たちもご多分に漏れずツアー3日目にグランドキャニオンに行くことに。

ラスベガスのホテルへのピックアップはフォード のエコノラインあたり(アメ車のフルサイズバン)が主流で、ドライバー兼ガイド役がラスベガス⇔グランドキャニオン往復路を運転。

ラスベガスからグランドキャニオンまでの距離は、関東から名古屋辺りまでの距離なので結構大変です。しかもアメ車のフルサイズバンのほとんどが、ヘッドレストクッションがないので結構首が疲れるんですよね。

今回は80歳を超える“ご老人”を伴うのでラスベガスからグランドキャニオンまでは大型観光バスで行くことに。

しかし、車内に流れるガイダンスは全て英語。仕方なくガイダンスはスルーして景色を眺めるしかありません。

日本語の話せるツアコンみたいな人がいたわけではないので乗車や移動はすべて自分の「勘」に頼るのみ。。。

現地では雄大な景色をながめ、食事等をして2~3時間いたように思います。そしていよいよラスベガスへ帰ろうという時グランドキャニオンからのバスに乗り込み出発を待っていると、モーガンフリーマンみたいな人がこちらのバスに何度も乗り込んできて人数を何度も何度も数え直していました。

数えては降り、数えては降り・・・

すると、さっきのモーガンさん、血相を変え再びバスに乗り込んできた。

そして自分たちを指さして「You guys are not here!」(お前らここじゃない!)と・・・

どうやら乗るバスを間違えたらしいです。

あのまま出発していたら一体どこに行ってしまったのでしょう。恐らくカリフォルニアかユタあたりに行っていたのでしょうかね?

過去9回ほどラスベガスへ行った中での数少ないラスベガス失敗談です。

ラスベガスでゴルフを楽しもう!

ラスベガスでのゴルフ場

ラスベガスには何と約50か所近くものゴルフコースがあります。PGAラスベガス・インビテーショナルというゴルフ場は、何とあのタイガー・ウッズが1996年に初めてメジャー制覇を叶えた事で有名です。

ラスベガスのゴルフ場の特徴として、壮大な砂漠の景色を生かしたダイナミックなコースが多いのが特徴です。

まず、プレーの仕方ですが、日本とラスベガスではそもそもプレーそのものが基本的に違うという事を知っておいて下さい。

通常日本では、1番ホールと10番ホールから始まりスタートの間隔も約3~4分毎で行われ、ハーフコースのプレーにかかる時間はだいたい2~3時間位が目安となりますよね。

そしてクラブハウスに戻り昼食を摂るのが通例ですがラスベガス(アメリカ)の場合、1~18番ホールを順番通りにまわる場合が多いのです。電動カートをフルに使えばそれこそ4時間程度のプレー時間なのです。

日本はゴルフといえば、朝早起きして一日がかりで楽しむスポーツなのに・・・・

アメリカでは半日程度のスポーツという概念があるようです。

グランドキャニオン

ラスベガスを起点として行くことのできる主な大自然スポットは、西は約225キロ離れたデス・バレーから東は約700キロ離れたモニュメント・バレーまでが一般的ですが、その東西のほぼ中心に位置するのがこのグランドキャニオン国立公園です。

グランドキャニオンはコロラド川の水の流れが17億年もの歳月をかけアリゾナの地層を削って造り上げた大渓谷です。この渓谷はコロラド川を挟んでサウスリム(南壁)、ノースリム(北壁)の2エリアに分かれます。

サウスリム

サウスリムの中でも最も迫力のある展望ポイントは、「ホピ・ポイント」といって、東の地平線に見えるパリサデ砂漠と、クフ王のピラミッドとよばれる岩山が望めます。

ノースリム

有名なポイントは「ブライト・エンジェル・ポイント」といって、ゾロアスターとよばれる巨大な岩山やグランドキャニオン・ビレッジなどが一望できます。

・・・やはりアメリカは「広い」の一言です。

グランドキャニオンはラスベガスを起点としたオプショナルツアーとしても、とても人気の高い場所です。

ラスベガスのアトラクション

ラスベガスには様々な趣向を凝らしたアトラクションがたくさんあります。

その中でも私の選んだラスベガスアトラクション絶叫度ベスト3は・・・

●第1位  キャニオンブラスター

(ホテル・サーカスサーカス内)
いわゆる高速ジェットコースターで2回転と2回ひねりの絶叫マシーン。巨大なマウンテンのトンネルを時速100km近くで一気に走り抜けると最大の絶叫ポイントである360度の大回転が待受けている。

●第2位  マンハッタンエクスプレス

(ホテル・ニューヨークニューヨーク内)
H、ニューヨークニューヨークの2階にある。回転しながら急降下したりして高層ビル群の間を時速100kmで走り抜ける。この際44mをも滑り落ちる時の絶叫はラスベガスの中心エリアであるストリップを歩く人たちにも響きわたる。

●第3位  インバーター

(ホテル・サーカスサーカス内)
座席そのものが360度回転する逆さ吊りのコースター。頂上で逆さ吊りのまま止まる。その数秒間が恐怖のMax。

ラスベガスのホテル内にある絶叫マシーンはどれも見た目は大したことなさそうな物も多いですが、その興奮度は見た目以上ですのでぜひ乗って体感してみてください。