ラスベガス ホテル事情
ラスベガスは「昔ながらのカジノの街」の顔をもつダウンタウンと今では観光地の中心であるストリップの2つのエリアにホテルが集中しています。
特にストリップ側に建ち並ぶ巨大なテーマホテル群は常時8割以上の客室稼働率を誇り、世界中にあるホテルの総客室数ランキングの上位はこのラスベガスに集中しています。
数千室の客室数を誇る数多くのホテルは広大な敷地面積を保有し、ホテルロビーから客室までの移動に10分以上かかる事も珍しくありません。
ラスベガスのホテルの殆んどが正面入り口付近に広大なカジノを併設しており、そのカジノに宿泊客の足が向くようにあらゆる工夫がなされています。それによりラスベガスのホテルはカジノへの集客を中心に成り立っていて宿泊料金が非常に安いなどの恩恵もたくさんあります。
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アンコール(Encore At Wynn Las Vegas)
ウインラスベガスに隣接して建つ大型姉妹ホテル。客室は全室スイートタイプでスペースの広さも自慢のひとつでウインラスベガスをさらにグレードアップした趣き。シャンパンカラーとブラックを基調とした室内はウィンのデザインチームにより特注されたインテリアで調和され、スタイリッシュで高級感を折り込んだたたデザインとなっている。館内にはカジノやエンターテイメント施設のほか、お洒落なショッピングアーケード、オリエンタルムード漂うスパ施設、屋外プールなど充実した付帯施設を完備しまさに贅を尽くしたラスベガスきってのリゾートホテル。料金は$169~/1泊 客室総数2034室
アリア・リゾート&カジノ ラスベガス(Aria Resort&Casino LasVegas)
2009年12月、ラスベガスの最大級プロジェクト、シティーセンターの中心にオープンした客室数4000室を誇るセンター内唯一の大型カジノホテル。世界的に有名な建築デザイン社、ペリクーラによるデザインはエレガントな曲線を描き都会的な雰囲気が漂う。照明やカーテンそして空調など、ワンタッチ操作を可能にする等、快適さを追求した最新ホテル。 料金は$149(スタンダード)$425(スイート)~/1泊 客室総数:4004室
マンダリン オリエンタル ラスベガス(Mandarin Oriental, Las Vegas )
ベラッジオとモンテカルロホテルの間に位置する複合施設「シティセンター」内の最新ホテル。「く」の字型をしたスタイリッシュな高層ホテルで、チェックインは高層ならではの景色が楽しめる23階のスカイロビーにて行う。料金は$240~/1泊 客室総数:392室
ベラージオ(Bellagio Las Vegas)
ラスベガスでのデラックスホテルの代表格で、1998年当時17億ドルという前代未聞の建築費をかけて造られた。テーマは北イタリアのコモ湖畔の村がモチーフとなる。料金は$159~$8000/1泊 客室数3933室 。時折「ベラッジオ」と表記される事もありますがホテルの公式ページなどではイタリア語の発音に近い「ベラージオ」となっている事が多いようです。 映画オーシャンズ11はこのホテルで撮影されました。またベラージオの客室からも観えるBGMを絶妙に駆使した噴水ショーの音響は、客室のテレビからも楽しめます。
※管理人コメント
2006年に一度だけ宿泊しました。 立地がストリップのど真ん中にあるため各所へのアクセスが最高に便利です。オプショナルツアーに参加した時、ツアー参加者のホテルを周りながら送ってもらうのですが、その際、このホテルに泊っているという事だけで非常に優越感に浸れた事を覚えています。
ウィン・ラスベガス(Wynn Las Vegas)
2005年にオープンした外観が特徴的な巨大ホテル。部屋の雰囲気は白を基調としたモダンカジュアでバスルームは 浴槽が深くてゆったりと湯船に浸かれます。料金は217~$315/1泊 客室数2716室。 オーナーのスティーブ・ウィンは「ラスベガスを変えた男」との異名を持ち、ミラージュ、トレジャー・アイランド、ベラージオに続いて、完成させたラスベガス屈指の豪華リゾートホテル。ウィン氏自身の名を屋号したホテルであり、ホテルのロゴマークはウィン氏自身のサインを図案化したものだとか。 建設には27億ドルとも言われる巨額の費用がかかっており、パチンコやギャンブル機製造メーカーであるアルゼなどの日本企業が多く出資している。
ベネチアン(Venetian Hotel & Casino)
イタリアの北東部に位置するヴェネツィアをテーマにした高級ホテル。総工費は約20億ドルで全室がオールスィート。 (オールスィートと謡っているが大部分の部屋は一室に段差を設けてリビングとベッドスペースを分けたいわゆるミニスイート) 料金は$169~$2000/1泊 客室数4027室 サンズというホテルがあった場所を爆破解体して1999年にオープンした。 アメリカ人ビジネスマンが泊まりたいホテル№1にも選ばれている。
シーザース・パレス(Caesars Palace)
古代ローマをモチーフにしたこのホテルはストリップの一等地に建つ老舗ホテル。随所に古代ローマ風のオブジェが配置されており、常にリニューアルを施しているため常に進化を遂げている。フォーラムショップス(買い物と食事スポット)へのアクセスもGood!併設している劇場のコロセウムでは2011年3月よりセリーヌ・ディオンのショーが開催されている。
料金は$125~/1泊 ・スイート $600~/1泊
客室数3348室
パームス・カジノ・リゾート(The Palms Casino Resort)
若手ハリウッドスターやヤングセレブたちがよく利用するといわれるこのホテルはホテル全体がシンプルでハイセンスなデザイン。趣向を凝らしたスイートルームはバリエーションが豊富で、バスケットボールのハーフコートやボウリングレーンなどの設備もある。
料金は$89~/1泊 ・スイート $139~/1泊
客室数663室
ミラージュ(The Mirage)
1989年にオープン 南国ポリネシアをテーマにしたラスベガスではテーマホテル の先駆け的存在。敷地内には南国のオアシス が広がる。 料金は$80~$750/1泊
客室数3044室
※管理人コメント
1996年に仕事の出張で初めてラスベガスを訪れた際に宿泊しました。当時はまだベラージオもウィンもベネチアンもなく、街並みの雰囲気は今より若干淋しかったですが、高層階からみたラスベガスの夜景に物凄いカルチャーショックを受けた事を覚えています。とにかくトイレの清掃が行き届いており、何といってもあの南国ムードたっぷりの趣きにリゾート感があります。ホテルの外観や大きさ的にはモンテカルロあたりと被るのでしょうが質感や高級感が全然違うという感じがしました。
パラッツォ(Palazzo)
パラッツォは、2008年1月に総工費$16億をかけオープンしたばかりのべネチアン姉妹ホテル。ベネチアン同様全室スイートで、超一流シェフによる高級レストラン、高級ショップなど、ラスベガスのホテルの中でも、ひときわ豪華な雰囲気を堪能出来る豪華ホテル。
料金は$179~/1泊 客室総数3066室
MGMグランド(MGM Grand Las Vegas)
グランドという名のとおりホテルとしては世界で最も面積が広く、カジノとしては世界で3番目の面積を誇る1993年にオープンした巨大 ホテル。棟は30階建てで、総客室数5,044室を誇ります。 料金は$55~$650/1泊 映画をイメージしているらしく、ホテルのあちこちに映画に関するアトラクションなどがあります。 経営はMGMミラージュ社で、同社を代表するホテルとして運営されています。
ルクソール(Luxor Hotel)
古代エジプトがモチーフとなるピラミッド型の人気ホテルで1993年にオープンし、当時世界中の注目を集める。エレベーターも斜めに上がっていくなどテーマホテルの代表的存在になっている。名前は遺跡で有名なエジプトのルクソールから。 98年にはタワー棟を新たに増築。 料金は$38~$350/1泊 客室数4473室
パリス(Paris Las Vegas)
名前のとおりパリをテーマに1999年にオープンしたホテル。ホテルシンボルのエッフェル塔は本物の1/2の大きさに建造。当初は本物と同じ大きさで計画されていましたが、空港に近すぎるために縮小されました。 料金は$60~$150/1泊 客室数2916室
※管理人コメント
2004年と2009年に宿泊。アメリカに居ながらフランスの田舎町にでも紛れ込んだかのような錯覚に陥ります。2009年は両親への金婚式のプレゼントとしてチョイスしましたが、さすがに建物の古さは否めず急遽追加でランクアップしてもらいましたがスタッフの対応も含め満足できませんでした。しかし全体的な雰囲気はいいと思います。
プラネット・ハリウッド(Planet Hollywood)
プラネット(惑星)の意味を持つ近未来的なデザインが特長。個々の客室は映画やムビースターをテーマに映画に関する写真や実際に使われた衣装などがディスプレイされている。映画に登場するカジノの撮影などもこのホテルでは多く使われている。料金は$89~/1泊 ・スイート $399~/1泊
客室数2567室
※管理人コメント
2008年に一度だけ宿泊。中東アラブをモチーフにしたアラジンが9・11同時多発テロ以降、急速に人気が落ち、2007年にプラネットハリウッドとして新たに生まれ変わったホテル。立地的には抜群で、どこへ行くにも非常に便利。「ハリウッド」と名がつくだけあってハリウッドスターの写真など、やたらとディスプレーされていて、映画好きの方にはいいのでは。ただ落ち着いた雰囲気という感じではなく、どちらかと言えば派手派手という感じのホテルです。宿泊費は比較的リーズナブルで1泊$90程度で泊まれたと思います。
モンテカルロ(Monte Carlo)
噴水のあるエントランスやカジノフロアなどモナコをテーマいしたエレガントなホテル。ホテル内の構造は比較的シンプルで、見た目よりも料金はリーズナブル。特にカジノフロアはモナコのグラン・カジノがモデルになっており優雅な造りとなっている。
料金は$90~/1泊 ・スイート $300~/1泊
客室数3006室
※管理人コメント
2004年に宿泊。当時のホテル群の中では比較的新しく、綺麗で、リーズナブルなことから滞在を決めました。ただ、通された部屋があまりにも景観が悪かったため部屋をチェンジ。別の部屋に移動をした後、日本から持って行ったAmwayの消臭スプレーをトイレに忘れてきた事を思い出しフロントに確認するも「そんなのなかった」といわれた(笑)
ティーアイ(TI)
宝島がテーマの旧名トレージャーアイランドを改名しリニューアルオープンしたTI。大人のリゾートへと生まれ変わったこのホテルは巨大ショッピングモールやメジャーホテルなどに囲まれるなど、ロケーションには恵まれている。料金は$79~/1泊 ・スイート$160~/1泊
客室数2885室
マンダレイ・ベイ(Mandalay Bay Hotel and Casino)
ラスベガスのストリップのテーマホテルの中で最南端に位置するホテル。テーマはアジアの楽園。総工費は約$95000ドルをかけ、ゴールドメタリックの景観が眩しい。料金は$120~250/1泊 客室数4338室 ホテル名はラドヤード・キップリングの詩「マンダレイ」に由来。北側を除き周囲には大型の建造物も無いため、遠くからでも非常によく目立つ存在です。