ラスベガス旅行で重要なのは、何と言ってもやはり宿泊するホテルです。
貧乏旅行のため、いろんなところで節約をするのは仕方ないにしても、どのホテルに滞在するかでラスベガスが快適な旅になるかどうかが大きく左右されるといっても過言ではありませんから、ラスベガス旅行においては、ホテルだけはあまりケチらない方がいいでしょう。これ重要です。
私が初めてラスベガスで泊まったホテルがミラージュ・ホテル。
1996年に、仕事の出張で初めてラスベガスを訪れた際に宿泊しました。
今でこそラスベガスにはベラージオやウィン・ラスベガスなどゴージャスなホテルは沢山ありますが、1996年当時のラスベガスはベラージオやウィンは未だなく、当時テーマホテルの代表格であったミラージュ・ホテルに滞在しましたが、やはりホテルが快適だったのでラスベガスの旅もとても好印象であった記憶があります。
なので初めてラスベガスを訪れる人はまず、滞在するホテル選びをどうするかが重要な鍵となるでしょうね。
ミラージュは、 1989年にスティーヴ・ウィンが手掛けた、ラスベガスのテーマホテルの草分け的な存在で、特徴となる火山の無料アトラクションが有名です。
南国ポリネシアをモチーフにしたこのホテルは当時オーナーだった スティーヴ・ウィン 氏が社運を賭けて建設したホテルです。
建設に至ってはそれまでのホテル業界の常識を覆す程の超高額な投資をしました。まさにラスベガスを代表するホテルとして永く親しまれてきました。
しかし、90年代後半になると、ミラージュよりも格上とされるベラージオ、ベネチアン、ウィンラスベガスなどが建設され、以降、それほど突出したホテルではなくなってきている感もあり、事実、現在はこのミラージュの火山ショーよりも、ベラージオの噴水ショーの方が集客性が高いのです。
ちなみに、その火山ショーは日没後、定期的に( 以前は15分毎だったが今は1時間おきの場合が多い)ごう音とともに炎を吹き上げるという火山噴火ショーで、一世風靡した有名なアトラクションなので、ラスベガスへ行ったら必ず見ておきたい無料アトラクションのひとつであることには違いありません。
またミラージュのもうひとつのシンボルであったホワイトタイガーのショー 「SIEGFRIED & ROY」 は、2003年 10月、開演中にトラが主役のマジシャンを襲うというショッキングな事故により今ではショーが打ち切りとなってしまっています。
PS:
ミラージュは、当時はまだベラージオもウィンもベネチアンもなく、街並みの雰囲気は今より若干淋しかったですが、高層階からみたラスベガスの夜景に物凄いカルチャーショックを受けた事を覚えています。
ミラージュは、とにかくトイレの清掃が行き届いており、何といってもあの南国ムードたっぷりの趣きにリゾート感があります。
ミラージュはラスベガスのホテルの中では、外観や大きさ的にモンテカルロあたりと被るのでしょうが、実際モンテカルロに泊まった経験から言えば、ミラージュは質感や高級感が全然違うという感じがしました。