ラスベガス夜景スポット

壮大な砂漠のオアシスともいうべきラスベガスは青空の広がる昼間の顔も魅力的ですが、ラスベガスといえばやはり夜景がこの街の醍醐味。夜ともなれば眩いばかりのイルミネーションがラスベガスの街を一段と輝かせ見逃せない夜景スポットが目白押しです。

歩道橋から

ストリップとフラミンゴロードが交差する「フォーコーナーという歩道橋からみたパリスホテル方面の夜景。またニューヨークニューヨークとエクスカリバーを挟む「ニューフォーコーナー」からストリップを北側に望む夜景も素晴らしいです。

パリスのエッフェル塔の展望台から

パリスのエッフェル塔の展望台から観るベラージオの噴水ショー。展望台は30分の時間制限があり、噴水ショーは15分毎に1回でしかも三脚の使用が禁止されているため写真を撮る場合は手ブレに細心の注意を。

ストラトスフィア・タワー展望台

ストラトスフィアタワー108階にある展望台から見渡すストリップの夜景。ここはストリップを一望できる展望台だけではなく、この高さを利用した絶叫マシーンがあり、観光客の度肝を貫きます。ラスベガスを360度見渡せる屋内、屋外を有する展望台です。

ベラージオ正面入口付近

噴水の両端が観えるストリップからベラージオへの入口に続く歩道は最も噴水を間近に観る事のできる場所です。ただ人混みが凄いので早めに場所の確保を。

ラスベガスの夜景撮影について

9,11 アメリカ同時多発テロ以降、ストラトスフィアタワーではセキュリティチェックがあります。金属探知器のゲートを通過しなければならないため、夜景撮影に必要な、三脚の持ち込みはできません。そのため、夜景撮影では工夫が必要です。
下記に夜景撮影をより綺麗にとるための情報をまとめてみましたので、よろしければ参考にして下さい。

夜景撮影のコツ

夜景の撮影は、初心者には少々手強いシチュエーションのひとつかもしれません。デジカメの性質を理解していないと、夜景の撮影はなかなか綺麗には撮れないものです。

その理由は、夜景というのは昼間の撮影に比べて、カメラで感知できる光量が圧倒的に少ない為です。 ですからデジカメの「オート設定」に任せていれば夜景もOKというわけにはいきません。夜景を撮影する場合は光の量が圧倒的に足りないため、ほとんど真っ黒な写真になってしまいます。

では、どのような設定を行って撮影すればよいのでしょうか? 一番簡単な方法として、デジカメには夜などの暗い被写体の撮影に適した「夜景モード」という機能があります。難しい設定は無理!という方は、この夜景モードを設定すれば、簡単にそして綺麗に夜景写真を撮る事が出来ます。最近のデジカメは、どんな機種でもほとんど夜景モード機能が付いています。

夜景モードの注意点

暗い場所では、カメラが充分な光量を得ようと自動的にシャッタースピードを遅らせます。シャッタースピードが遅ければ、シャッターが長い時間、開いたままの状態になります。それにより、光を大量に取り入れる事となり、夜でも明るい写真が撮れるというわけです。デジカメも夜景モードを設定すれば、自動的にシャッター速度が遅く設定されるようになっています。

そこで注意しなければならないのが手ブレです。シャッターが長時間開いているという事は、当然それだけ手ブレしやすくなります。そこで手ブレ対策に必要となるのが三脚です。夜景の撮影には三脚が必須ツールとなります。カメラを手持ち状態のまま夜景を綺麗に撮ろうなどという事は、皆無に等しいといえます。

しかし三脚が無い場合や、あってもストラトスフィアタワーのように三脚が持ち込めない場合は、ベンチや手すり柵などの動かないものの上にカメラを置いて対策を講じてください。要するにシャッターを切る瞬間に、カメラ本体が物理的に動かない状況にすれば、手ぶれは起こらないのです。

また夜景写真の撮影では基本的にフラッシュは使いません。フラッシュが発光すると、デジカメは「充分な光がある」ものだと勝手に判断して、シャッタースピードが早くなってしまうからです。
そもそも、フラッシュの光は3メートル程度しか届かないので、遠くのものを撮影する場合は全く役に立たないものと考えたほうがいいでしょう。ただし、夜景をバックに人物やオブジェなどを撮影する場合には、フラッシュが必要になります。
人物と夜景を一緒に撮る場合、長時間露光の撮影となりますが、絞り込んで撮影するため意外に光量を必要とするからです。

三脚の必要性

長時間露光に欠かせないのが三脚です。数秒から数十秒の間シャッターが開いていますので少々の風が吹いても倒れないくらいの頑丈な三脚がおすすめです。 最近のデジタルカメラは、高感度で手ぶれ補正がついた機種が増えていますが、夜景撮影では数秒以上のシャッター速度で撮影しますので夜景風景の撮影では高感度+手ぶれ補正だけでは正直充分ではないのが実状です。